雑記

ドラッカーと会計の話をしよう

こんにちは。渋谷の税理士 吉田です。

先日読んだ本の感想でも書いてみようと思います。

「ドラッカーと会計の話をしよう」

イタリアンレストランのオーナー町田純一。経営がうまくいかない彼は、妻と娘にも見限られていた。レストランを売り払うために向かったロスへのフライトで、運よくファーストクラスにアップグレードした彼が席に着くと、隣に居合わせたのは謎の紳士・西園寺だった。町田に興味を持った西園寺は、彼に一夜かぎりの「ドラッカー会計の授業」を始める―。

物語であるため、非常に読みやすく2日で読み終わりました。

利益の話や損益分岐点の考え方など図を使ってわかりやすく説明されています。

ドラッカーの経営本を読むにはちょっと・・・、という方向けではないでしょうか。

この本を読んで、本中に出てくるドラッカー著の書籍を購入してしまいました。

が、そちらはまだ本棚にしまってあります。

小さな飲食店 お客のココロをガッチリつかむ法

小さな飲食店を長く繁栄させる秘訣は「お客さまに愛される」こと。そして「お客さまに愛される」ためには、美味しい料理と気持ちのいいサービスはもちろんだけど、もうひとつまみの“スパイス”が必要です。お客さまに愛される魔法のスパイス、それは「お店の想い」。上手に「お店の想い」を伝えることで、お客さまのココロに残ります。するとまた行きたくなり、誰かに伝えたくなるのです。こうして「初来店→リピーター→クチコミ・紹介」の流れができてきます。魔法のスパイスの中身は、誰にでもできる、ほんのちょっとしたこと。その秘密のレシピを、常連さんで連日満席の隠れ家フレンチのマダムが、あなただけにそっと教えます。連日満席隠れ家フレンチのマダムが教える「お客さまに愛される方法」。

こちらの著者は、実際にフランス料理店を経営されている方で、実際の店舗でやられている手法など具体的に書いてあるため参考にしやすいと思います。

2005年が初版で14年前のものですが、いまでも有効な手法が多数紹介されています。

脱サラしてお店をオープンする人の8割がなぜ失敗するのか

サラリーマン時代、実績の残せなかった人が飲食業に飛び込んで、簡単に成功するほど甘くはないが、実績の残せた人・優秀だった人でも意外と失敗する人が多い。なぜ失敗するのか?どうすれば成功するのか?大阪産創館「あきない虎の穴」で長年にわたり脱サラ開業をサポートしている著者が、開業前に身につけたい考え方やノウハウ、開業後の困難を乗り越えるアクションプランを懇切丁寧に解説。夢を実現し“ハッピーオーナー”となる道筋を示す。

まだ読み途中ですが、内容としては資金調達、店舗選び、採用、働き方などいろいろ細かくアドバイスが載っています。

サラリーマンから開業して3年で1割しか残らないほど厳しい世界です。

初期投資を出来るだけ抑えて、うまくいかなければ業態も変えられるように臨機応変に対応するなど、バックアップとなる次の一手を考えておくことも重要のようです。

飲食業をはじめてやられる方向けの参考書のような本です。