きょうは、出社して独立後の事業計画を作っていました。
あ、そのほかにちゃんと事務所の仕事もしてますよ。
納特の時期ですから・・・。
税理士試験まであと1ヶ月ちょっとですね。
正確に言うと、初日まで40日程度になります。
そろそろ大原の全国統一公開模擬試験(いわゆる全統)があります。
受験生の皆さん、ここで成績悪いと、だいぶ難しいですよ。
ちなみに受験生時代の大原の模試の成績表があったので参考に載せておきます。
いずれも相続税法です。
2016年全統 総合A判定 248/1117 上位22.2% → 本試験合格
2016年実判 総合B判定 431/ 774 上位56%
2015年全統 総合A判定 294/1200 上位24.5% → 本試験A判定
2015年実判 総合B判定 391/ 738 上位53%
同じような成績ですが、2015年本試験では法定相続人を間違えていますので足切りだと考えています。
私は、税理士試験合格まで9回本試験に挑んでいます。
(当初は、3年を予定していましたが・・・。)
働き盛りの30代の大半の時間をこの試験に注いできました。
税理士試験開始当初(30代前半)は、一般の事業会社で働いていました。
税理士の登録には、実務経験が2年必要です。
一般会社でも該当する業務をやっていれば2年にカウントされるのですが、私の場合カウントできませんでした。
当時の状況で会計業界への転職を考えると、合格後(30代後半~40代前半)に、会計事務所未経験で税理士事務所や税理士法人への転職が難しくなると考え、早めの転職を考えました。
(ある税理士事務所での面接時に、僕が入ると上司は5つ以上若い人になるので、バランスが悪く年齢的に採用できないと言われました。)
ただ、現在の会計業界では、完全な売り手市場にあるため無理をして転職しなくても、合格まで一般事業会社で働き、その後会計業界への転職も可能だと思います。
また、未経験でも大手の税理士法人(50人以上)では教育制度などしっかりとしているため、行くならまず大手の税理士法人をおすすめします。
~会計業界への転職 デメリット~
・他業界から会計業界へ転職した際は、年収が100万円以上下がる。実際、私も入所時150万円以上下がりました。
・会計事務所経験が無いとさらに給料を叩かれる可能性がある。
・事務所にもよりますが、残業などが増える
・前の担当者がいない状況での仕事の引き継ぎがある可能性が大
私は、受験開始年齢が遅かっただけにいろいろと判断が難しかったように感じます。
(早く合格できる目処が立っていれば、合格後の転職も考えられたのですが、この試験はなかなか合格させてくれないので・・・。)
20代で受験を開始している方の多くは、そこまで考えなくても良いので一日でも早く合格できるように頑張ってください。
科目合格制という、諦めなければいつかは合格できる、とか考えているとズルズルパターンとなりがちです。
自分の中で常に今年で終わらせるんだという強い信念を持って受験に挑んで頂きたいと思います。
(私は、毎年そのぐらい信念を持ってやってきたつもりですが9年もかかりました。)
ちなみに、Aは連続2回取ると、次の年は合格になります。(うそです)
ついに、本試験での点数も公表されるようになったようですね。
ただ、模範解答が公表されないので、どういう採点基準か全くわかりません。