開業日誌

記帳の複雑さとコスト

7月の出勤日も 今日を入れると3営業日です。

少し気温は落ち着いてきた感じはしますけど、湿度は結構高いですね。外出すると、汗が止まりません。

今日は、顧問先へ月次訪問。。

今日の顧問先様は、私が入所してからずーっと担当させて頂いている会社様です。

グループ会社がいくつかある中小企業ですが、会計が複雑で引き継ぎが出来ない状態なので、開業後も引き続き記帳の確認、経営報告書の作成を請け負っています。

会計の複雑さは、取引の数量、発生主義での記帳、部門別決算、グループ会社間取引などで決まってきます。

~経営資料として会計データを利用する場合~
・月次決算
・発生主義での記帳
・売上と原価の紐付き
・部門別管理

など、複雑になればなるほど技術が必要になります。
その分記帳に係る費用も高くなります。

逆に現金主義(入出金をもとに記帳)の場合、入金出金の際に勘定科目をつけるだけなので、極端な話ですが、簿記を習いたての方でもつけることが出来ます。もちろん記帳費用は安いです。

月1万円の顧問報酬の会計事務所というのは、基本的には後者のパターンが多く、月次での経営資料向けの記帳方法ではありません。

顧問税理士がどの方法で記帳しているかどうか、今一度確認することによって記帳費用が安くなるケースもあると思います。